
AIを使用して独自の画像を生成したいなら、「stable diffusion web ui」を使うのが最適です。
初心者にも使いやすく高機能なツールで多くのユーザーが使用しています。
今回は、「stable diffusion web ui」のローカル環境のインストール方法について、初心者にもわかりやすく解説していきます。
「stable diffusion web ui」を実行するための必要環境
今回、インストールするには以下の環境が必要になります。
・windows10以降のバージョン
・NVIDIAのグラフィックボード
これ以外は必要ありませんので、非常に簡単にインストールできます。
必要ファィルのダウンロードと配置
・以下のurlからsd.webui.zipをダウンロードします。
https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui/releases/tag/v1.0.0-pre
・好きなディレクトリにsd.webui.zipファイルを解凍します。
(zipファイルの解凍はエクスプローラーより右クリックで「すべて展開」できます。)
今回の例では
D:¥work¥webuiディレクトリに解凍したsd.webuiを配置します。
モデルのダウンロード
「stable diffusion web ui」を使うにはモデルのダウンロードする必要があります。
今回は初心者でも使いやすいanything-4.5のダウンロード方法を紹介します。
・以下のサイトからモデルをダウンロードします。
https://huggingface.co/andite/anything-v4.0/tree/main]
・ダウンロードしたモデルを先ほど解凍した以下のディレクトリの配置します。
D:¥work¥webui¥sd.webui¥webui¥models¥Stable-diffusion
VAEのダウンロード
「stable diffusion web ui」を使うにはVAEのダウンロードする必要があります。
今回はどのモデルでも使用できるVAEのダウンロード方法を紹介します。
・以下のサイトからVAEをダウンロードします。
https://huggingface.co/stabilityai/sd-vae-ft-mse-original/tree/main
・ダウンロードしたVAEを先ほど解凍した以下のディレクトリの配置します。
D:¥work¥webui¥sd.webui¥webui¥models¥VAE
バッチファイルの実行
1.解凍したsd.webuiディレクトリにあるrun.batをダブルクリックで実行します。(実行には時間がかかります)
run.batのようなバッチファイルを実行するときに以下のような画面が表示されます。詳細情報をクリックしてから赤字の実行をクリックしてください。
2.解凍したsd.webuiディレクトリにあるupdate.batを実行します。
web uiの起動
解凍したsd.webuiディレクトリにあるrun.batを再度ダブルクリックで実行します。(実行には時間がかかります)
実行すると以下のように画面が出力されますので、赤字の「http://127.0.0.1:7860」をコントロールキーを押しながらクリックします。
ブラウザより「stable diffusion web ui」の画面が表示されます。
これでインストールは終了です。